仁木 恵美が説く犬同士の挨拶を理解する|ペットと安心して楽しく暮らすための情報満載の@niftyペット

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犬同士の挨拶を理解する

犬同士の挨拶を知ろう!

「犬のお友達が出来ない」「犬同士遊ばない」「挨拶しようと近寄られると唸る」等、犬と犬の関わり合いについて相談されることが少なからずあります。
一般的な相性の良い犬の場合…。
まずは鼻と鼻。
パピー同士の挨拶です。チワワが少し後ろ体重ですが、挨拶にストレスを感じている程ではありません。
その次にお尻の匂いを嗅ぎ合います。
この時点で、お尻の匂いを嗅がれる自信がなく逃げたり、拒否して怒る子も多いです。
自己紹介が終わったところで、遊ぶほど相性が合う子も居れば、その後、はい終わりっと離れる場合もあります。
このシュナ(ミニチュアシュナウザー)とチワワは相性が合ったようで、お互い上に乗りあったり、追いかけ合ったりして、楽しく遊んでいました。

犬種による特徴を知り、飼い主の観察力を養おう

きちんと基本的な社会化がなされており、犬語を理解している成犬同士で、この挨拶がお互いの認め合う行動として行われれば、特に初対面でトラブルは起こりません。
が、私の所に相談にいらっしゃったケースの中で、挨拶に行ったら嫌がられる…という相談が多い犬種はフレンチ・ブルドッグやトイ・プードル。挨拶に来てくれているのに怒る…という相談が多い犬種は、柴とチワワ。
特に、フレブル(フレンチブルドッグ)ではちらほらと「犬友達が出来ないんです…」と相談に来られます。「ドッグランに入ったら、それまで楽しんでいた飼い主さん達が居なくなるんですっ。どうしてですかっ」と訴えて来られた飼い主さんもいらっしゃいました。
挨拶に行って嫌われてしまうタイプのワンちゃんには、挨拶が強引過ぎる傾向にあります。特に、短吻種(短頭種)は、鼻と鼻の距離?(眼と眼の距離)が近いことが影響しているかも。
トイ・プードルはテンションが高過ぎて、リードで動きが制限されると立ちあがって相手の頭を前足ではたいてしまう子も居て、相手がチワワなどは非常に嫌がります。

角度が悪くて見にくいですが…。ルイちゃん(ゴールデンレトリーバー)と初対面したフレブルくん。
完全にルイちゃんの眼にお鼻が刺さってますけども…友好的なルイだったので、気にせず許しましたが、ノアル(チワワ)にはガンガン叱られていました。
距離以外に、近付いていく動きも相手のボディランゲージを気にせず、突進していく動きを取るのがフレブルの場合は大きな原因かと思います。
身体の構造上、普通の犬に比べると動きが怪しい…と受け止められることが多い気がします。
『悪気がないって、分かってるよ』

近寄られると怒る柴とチワワ。
最近、社交的な柴も増えてきていますが、本来は社交的ではない犬種特性を持っています。初対面の人と握手をせずに距離を保ってお辞儀をする日本人と同じようなものだと私は理解しています。同時に、日本人が感情を露骨に現わさないように、日本犬もボディランゲージが薄い傾向にあります。
嫌なんだけど、はっきりと表現しないので、相手にその感情が伝わらず、最終的に突然ブチ切れたりするのは、このせいかと。
チワワは身体が小さいせいか、身を守ることに意識が向いている犬種です。どーんと来られたら、身の危険を感じで嫌なのです。だから距離を保って欲しいのでしょう。

こんな特徴のある犬達…じゃぁ、どうすれば良いの?
兎に角、犬のボディランゲージを観察してあげることだと思います。
相手に強引に行くようであれば、落ち着かせる。ゆっくり距離を保つように指示が必要になる場合もあるでしょう。
また、嫌がっている様子を見て理解出来るように。愛犬と相手の犬をしっかり観察して、この子とは巧く挨拶出来そうかな?と管理するのは人間の義務です。相性が良ければそれ以上触れあわせてあげて貰えれば良いし、無理そうなら離れてあげる。
人間だって、「生理的に受け付けないわ」と思う人と仲良くするのは嫌なものでしょう。

これが、以前お話した自然な行動をする自由のひとつだと思っています。ですから、パピーの飼い主さんによく見る…犬同士を抱っこして、鼻を突き合わせる行為。
あれって凄いことですよね?羽交い絞めにして、「挨拶しなさい~~っ」てやってる訳です。
嫌だと伝えるボディランゲージも奪ってますしね。怖がりの子は、さらに怖い経験をさせてしまってるんですよね。
どうぞ、愛犬の言葉に耳を傾けてあげて下さいね。

あ、因みに…。挨拶を受け入れたのに、突然「やっぱり嫌っ」なんてする子も居ますよね。
特に女の子の方が多い気がします。犬の世界も男の子より、女心は難しいのです…
人間社会で生きていく犬達に求める最大の行動は…。一緒に遊ぶよりも、同じ空間に気にせずに存在出来る事です。

執筆者のご紹介

仁木 恵美

仁木 恵美院長

優良家庭犬ハンドラー
 PET AMERICA認定ペット・ファーストエイド・インストラクター
 ホリスティック・カウンセラー

ルイ(ゴールデンレトリバー)とノアル(チワワ)というパートナーがいます。

昭和48年生まれ
日本大学農獣医学部獣医学科卒業
奈良県の動物病院勤務・大阪のペット系専門学校での教務指導を経て、
現在は奈良県葛城市・兵庫県宝塚市・兵庫県尼崎市・兵庫県芦屋市・兵庫県西宮市の各動物病院にて、行動分野治療を担当。
動物看護師・ドッグトレーナー等を目指す専門学生に獣医学を指導。 
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